萩3

昨日の稽古、濃茶茶碗は田原陶兵衛の萩だった。萩焼は1604年頃、毛利輝元が文禄の役のときに連れ帰った、陶工の李勺光、李敬兄弟によって始められ、江戸時代を通じて毛利家の藩窯だった。ほとんど茶の湯の茶碗で、井戸形か筆洗形が多い。李朝系の坂、山村家と、大和系の三輪家の三つが主流。写真はわたしの稽古用の萩。陶兵衛さんではありません。