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久田皓々斎宗也と啐啄斎の四女との子。了々斎の嗣子与太郎が12歳で亡くなったため、千家の養子となり、8歳で十代目を継ぐ。後見役の住山揚甫は幼い吸江斎の稽古のために、現在の略点前の形に近い盆点を工夫。19歳で治宝侯(はるとみこう)から皆伝、真の台子を受ける。千家をよく守り、代々の年忌をいくつも営んだ。43歳で没する。